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2023.10.09 Monday | by スポンサードリンク
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つつじヶ丘通信見るべきほどのことは見つ
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こんにちは。
表題の通りフィールヤングの読者ハガキで寄せられた質問「おすすめの本があれば教えてください」が心にひっかかっていながら忘れ、また思い出しては忘れ、、ということを何度か繰り返しているので、メモ的にブログで答えようと思います。
アゴタ•クリストフ「ふたりの証拠」です。
20年以上前に読みました。
「ふたりの証拠」は3部作の真ん中の作品であり「悪童日記」→「ふたりの証拠」→「第三の嘘」の順番になります。
あえて続編である本作を選んだのは3つの物語の中で最も鮮烈であり忘れがたい登場人物が出て来る、個人的に思い入れの深い作品だからです。
「悪童日記」は圧倒的な面白さで、「ふたりの証拠」まで読み進んだ時点で「この先、この作者の本を一冊読むたびに、この世界からこの作者の未読作品が減っていく。どうしよう」と本気で恐怖を感じるくらい好きになりました。
しかしながら「第三の嘘」は内容を全く憶えていません。その後クリストフ本は「昨日」というのも読んでみましたが、これも今となっては内容を全く憶えていません。当時よっぽど印象に残らなかったのでしょう。こうしてファ〜っとクリストフから離れてしまったのでした。
今思うと少しもったいない気も。もう一度読んでみようかな。
「悪童日記」はたしか2年くらい前に実写映画化されていたのでDVDが出てたら観てみようと思います。
3部作の表紙画像を貼っておきます。今は新装版が出ているようですが、自分が読んだ当時のものを。かっこいい装丁です。